機能性表示食品:G441

※ロコモアシストはゴルフのスコアと一切関係ありません

楽しみにしているゴルフのコンペ!でも最近「ひざ」が気になる…
そんなあなたにおすすめの商品がコチラ!

機能性表示食品:G441

本品にはグルコサミン塩酸塩が含まれます。グルコサミン塩酸塩は膝関節の可動性(曲げ伸ばし)をサポートし、膝の不快感をやわらげることが報告されており、膝関節の動きに悩みのある方に適しています。

食生活は、主食、主菜、副菜を基本に、食事のバランスを。

ひざの不快感を"バンカー"に追いやり・最高スコアを出すために、ロコモアシストと一緒に「アプローチ」していきましょう!(ロコモアシストはゴルフのスコアと一切関係ありません。)

コース案内

このページではゴルフを交えつつ「ロコモアシスト」の説明をしていきます!「グルコサミンホール」を計五打で回っていただきます!

最初から見て頂いても、興味のあるところから見て頂いても構いません!
「ロコモアシスト」を理解していきましょう!

グルコサミンの名前は聞いたことがあるが、どんなものか分からない…そんな方に是非この記事を読んでもらいたいと思っています!
内容は少し難しくなりますが、自分のひざのためと考えて知識を蓄えていきましょう!
次回のコンペで自慢できるかもしれませんよ!

グルコサミンとは何か

グルコサミンの歴史から現在に至るまで

1990年代後半から発展し始めた、日本のグルコサミン産業は20数年間で多くの国民に使用され、購買リピート率が高いことから一定程度の満足が得られていると考えられています1)

業界紙の調査によると2020年の日本におけるグルコサミンの消費量は1300トン/年前後を推移しており、約240万人の日本人が毎日1500mgを摂取していることから、グルコサミン産業は国の医療費削減政策に貢献していると言えるでしょう1)
また、原料供給会社のデータによると1998年から2020年まで国内向けのグルコサミンの販売数量の累計は3000トン以上に達し、有害事象の報告は受けていないとのことです2)

※有害事象:医薬品、食品、治療法などの使用や摂取時に発生する、人体にとって望ましくない症状や出来事のこと。

さらに欧州食品安全機関(EFSA)は評価保留中であるものの米国をはじめ、オーストラリア、韓国など数多くの国のグルコサミンサプリメントについて、骨関節炎、関節、軟骨の編成リスク低減や関節軟骨の健康維持などの表示が認められています1)

2024年11月20日現在ではグルコサミン塩酸塩に関する機能性表示食品が合計99件届出されています3)
(参考文献3にて「グルコサミン塩酸塩」と検索した結果)

体の中でどうなっているの

グルコサミンは膝関節機能の改善に関する報告がされています。
膝関節機能を改善するために体の中でどのような作用が働いているのでしょうか。
大きく分けると3つの作用が働いていると報告されています。

1.

軟骨代謝の調整

2.

炎症の抑制

3.

軟骨石灰化の抑制による関節軟骨変性の阻止およびプロテオグリカンの合成促進

上記の三つについて、それぞれ詳しく解説していきます。
三番目に関しては、少し難しい内容になっております。
まず初めに変形性関節症(OA)とその仕組みについて。

関節の表面を覆っている軟骨はクッションのような役割を果たし、関節がスムーズに動くのを助けています。
しかし、加齢やストレス、外部の変化(ヒアルロン酸の減少など)により、軟骨の細胞が通常の働きを保てなくなると、軟骨がすり減ったり変性したりします。
軟骨の変性が進むと関節がスムーズに動かなくなり、炎症が起こり、痛みや腫れにつながり変形性関節症(OA)の進行の一因になると報告されています4)

1.

軟骨代謝の調整

変形性関節症(OA)では軟骨を構成する「コラーゲン」や「グリコサミノグリカン」が分解されやすくなります。
グルコサミンはこの分解を抑えつつ、新しいコラーゲンやグリコサミノグリカンの産生を促進する可能性があると報告されています5-7)

2.

炎症の抑制

変形性関節症(OA)では関節に炎症が起こり、痛みや腫れが生じます。
グルコサミンは炎症を引き起こす物質(サイトカインや酵素)の働きを抑え、炎症を軽減することで軟骨を守る可能性があると報告されています8-10)

難易度UP!

3.

軟骨石灰化の抑制による関節軟骨変性の阻止およびプロテオグリカンの合成促進

軟骨石灰化は軟骨内にカルシウムが過剰に蓄積することで起こり、軟骨の弾力性を損なう要因の一つと考えられています。
グルコサミンは軟骨形成細胞を用いた研究で石灰化を顕著に阻害することが示されています11)
さらに遺伝子解析でもグルコサミンが軟骨石灰化に関連する遺伝子発現を抑制することが確認されています11)
これにより軟骨の石灰化を抑えることで軟骨変性を阻止する可能性があると報告されています11)

また、グルコサミンは軟骨細胞や間葉系幹細胞において、アグリカン(軟骨の弾力性と保水性を保つプロテオグリカンの主要構成要素)およびII型コラーゲン(主に関節や軟骨に含まれるコラーゲンの一種で、軟骨の弾力性や衝撃吸収を支える成分)の発現を増加させることが報告されています7)
さらにグルコサミンは滑膜細胞や軟骨細胞からのヒアルロン酸産生を促進したことが報告されています12)

従って、グルコサミンの膝関節機能の改善に関する作用機序として、軟骨代謝の調整、炎症の抑制、軟骨石灰化の抑制による関節軟骨変性の阻止およびプロテオグリカンの合成促進が考えられました。

膝関節の違和感を図る指標とは!?

なぜここで指標の説明!?と思った方。
ここで説明することで、後の四打目でとても役に立つからです。

臨床試験で効果や安全性の評価に様々な尺度やツールが使用されます。
その中でもVAS(視覚的アナログスケール)、WOMAC(ウエスタン・オンタリオとマクマスター大学関節炎指数)、JKOM(日本膝関節症尺度)は患者の症状や生活の質を評価する際の主要なツールとして知られています。
それぞれのツールの特性やなぜ重宝されるのかを以下に詳しく解説します。

※下記にて、患者という言葉は評価尺度の説明をするために用いており、実際の臨床試験の評価としては被験者としております。

【VAS(視覚的アナログスケール)】
これは痛みの強さなどの主観的な感覚を0から10のスケールで評価する方法です。
そのシンプルな構造から患者が直感的に理解しやすく、さまざまな医療分野で用いられています。

【WOMAC(ウエスタン・オンタリオとマクマスター大学関節炎指数)】
関節炎の患者の症状や機能障害の程度を測定するための尺度です。
痛み、関節のこわばり、日常生活動作という3つの項目で評価します。

【JKOM(日本膝関節症尺度)】
膝の骨関節炎の患者の症状や生活の質を評価するためのツールです。
この尺度は日本人の生活習慣や文化背景を反映した項目で構成されています。

これらのツールが臨床試験で用いられる理由は大きく2つあります。

1.主観的な感じ方を数値化することの重要性
患者が感じる痛みや不快感は人それぞれです。
VASやWOMACはそれらの主観的な感じを具体的な数値として捉えることができるため、治療の効果や症状の変化を具体的に理解するのに役立ちます。

2.標準化された評価の必要性
JKOMやWOMACなどの尺度は一定の基準や項目を持つため、異なる患者や研究間での結果を客観的・公平に比較することができます。

これらのツールは治療効果の評価や研究結果の比較を客観的かつ標準的に行うための不可欠な要素となっています。

使用した論文を使って理解を深める

話が難しくてついていけない…という方安心してください。
このグルコサミンホールは六打でパーですので、バンカーに落ちてしまっても取り返しがつきます!

理解しにくければもう一度読んでいただき、理解を深めていただきたいと思います。
それでは実際の論文を使った説明に行ってみましょう!

VASとJKOM総得点の結果
(摂取前、摂取12週後、変化量)

※:P<0.05(グルコサミン塩酸塩含有カプセル群 vs. プラセボ群, Mann-WhitneyのU検定)
JKOMにおいて、摂取前と摂取12週後の間に有意差が認められた項目は、両群ともVAS、JKOM総得点であった(P<0.05)。また摂取前後におけるVASの変化量は、プラセボ群と比較してグルコサミン塩酸塩含有カプセル群が有意に低値を示した(P=0.048)。

グルコサミン塩酸塩含有カプセル群とプラセボ(グルコサミンが含まれていないカプセルを摂取した)群の間で摂取前から12週間後の変化を比較した結果、VAS値においてグルコサミン塩酸塩含有カプセル群が-50.9±12.7mm、プラセボ群が-34.0±18.7mmとなり、グルコサミン塩酸塩含有カプセル群の方が有意に痛みの軽減が大きかった(P=0.048)ことが表から確認できます。
一方、JKOM総得点においては有意な差は認められませんでした。

つまりVASにおいて、12週間のグルコサミン群とプラセボ群に統計的な有意差が確認された(結果が偶然ではなく、意味のある違いが確認できた)ことから、グルコサミン塩酸塩に効果があったことを示しています。
しかし、JKOMではグルコサミン群とプラセボ群でどちらが良かったと言える結果は出ませんでした。(研究レビューの対象となった論文のうち、代表的な1報を事例として提示しています)

ここで三打目で勉強したVASとJKOMが出てきたので、復習しておきましょう。

【VAS(視覚的アナログスケール)】
痛みの強さなどの主観的な感覚を0から10のスケールで評価する方法。

【JKOM(日本膝関節症尺度)】
膝の骨関節炎の患者の症状や生活の質を評価するための方法。

この2つだけ見ると五分五分になるのでグルコサミンは効果が有ると言えないのでは?と、お気づきの方もいらっしゃるかもしれません。実際にはロコモアシスト(商品名)を機能性表示食品として届出するにあたり、たくさんの論文の中から条件に適応する論文を5報が選択されました。

その中でtotality of evidenceの観点からすべての利用可能な証拠を総合的に判断した結果、「グルコサミン塩酸塩は膝関節の可動性(曲げ伸ばし)をサポートし、膝の不快感をやわらげることが報告されており、膝関節の動きに悩みのある方に適しています。」と、結論付けられました1)

効果の有無が50%ずつなのに、なぜヘルスクレームのような内容が言えたのでしょうか?
不思議に思った方は是非消費者庁で公表されている機能性表示食品の届出資料を読んでみてください。
本記事が読者のその後の行動変容に繋がれば幸いです。

安全性情報について

ここではロコモアシストを食べて本当に大丈夫なのか?そんな疑問を解消して、今回のグルコサミンホールを終了したいと思います。

グルコサミンは自然界に広く分布し、生体内ではアミノ糖としてプロテオグリカンの形態で軟骨、皮膚、腸管、脳、結合組織など多くの器官や組織に存在します。そのため体内にもともとある成分ということが理解できます。

また、グルコサミン塩酸塩を1500~3000mg/日摂取した臨床試験においては軽い胃腸症状などの軽微な副作用が発生する可能性はあるものの重篤な副作用の報告はなく、ロコモアシストの内容量の3倍である4500mg/日を摂取した臨床試験においても、副作用と思われる症状や異常は認められていません13)
本品は健常成人を対象に機能性関与成分であるグルコサミン塩酸塩の摂取目安量を1500mg/日としているため、摂取目安量を守り適切に摂取する場合においては健康を害する恐れが少なく、安全性に問題がないと考えます2)

当ページはいかがでしたでしょうか?
一筋縄ではいかない部分もあったと思いますが、最後まで読んでいただけたこと、今回のコンペに足を運んでくださったこと、本当にありがとうございます。

これからもロコモアシストに含まれるグルコサミン塩酸塩を継続摂取して膝関節の可動性(曲げ伸ばし)をサポートし、膝の不快感をやわらげることで、今までにない明るいゴルフの未来を作っていこうではありませんか!
もし、ご不明点がございましたら何度でもこのコンペにご参加ください!

機能性表示食品:G441

本品にはグルコサミン塩酸塩が含まれます。グルコサミン塩酸塩は膝関節の可動性(曲げ伸ばし)をサポートし、膝の不快感をやわらげることが報告されており、膝関節の動きに悩みのある方に適しています。

食生活は、主食、主菜、副菜を基本に、食事のバランスを。