
風呂は入眠の近道
2024.12.06
師走に入り、忙しい時期になりました。忙しさとうまく付き合うコツは休養をしっかりととることです。休養の取り方も美味しいものを食べたり、マッサージをしたり、風呂に浸かったりといくつか浮かびますが、今回は風呂に着目します。
日本の風呂文化は「心の洗濯」と言われるほどリフレッシュやリラックス要素が満載です。しかし、今年春頃には「風呂キャンセル界隈」というワードがSNS上で話題になっていました。疲れるがあまりに化粧も落とさず、シャワーも浴びないで風呂をキャンセルするということです。
気持ちはわからなくもないのですが、私は風呂に入らないなんて勿体ないよと言いたいです。風呂が寝付きやすくするのにうってつけの方法だからです。
睡眠のメカニズムには体温の変化が関係しており、体温が高い状態からグンと下がることが大事なのです。人はこの体温が下がるタイミングで眠くなるようになっているのです1)。


ということは体温が下がるタイミングを意図的に作ることができれば、自然と眠くなるわけで、この条件を簡単にクリアできるのが風呂なのです。
人の体温は血液で管理されているので血を巡らせれば体温が上がります2)。お湯に入ると血管が柔らかくなって拡張するので一時的に体温が急上昇します。そして湯上り後も血管は拡張したままなので、熱が逃げるのも早くなります。
ただここで注意が必要です。眠くなるまでの体温変化には1時間半~2時間かかるので3)、寝つきたい時間から逆算して風呂のタイミングを決めておいた方がいいでしょう。
風呂と睡眠の関係についてのお話はいかがだったでしょうか。
参考になれば嬉しいです。
参考及び参照文献
1)
内山真ら,厚生労働科学研究費補助金(循環器疾患・糖尿病等生活習慣病対策総合研究事業) 分担研究報告書『入浴と睡眠の関連に関するシステマティックレビュー』
https://mhlw-grants.niph.go.jp/system/files/2013/133061/201315046A_upload/201315046A0009.pdf
2)
ニフティ温泉「お風呂上がりに体温ってどれくらい上がるの?体温上昇がもたらす健康効果を解説!」
https://onsen.nifty.com/onsen-matome/240520292679/
3)
環境省,デコ活「ウォームビズ」
https://ondankataisaku.env.go.jp/decokatsu/warmbiz/article/action_detail_201909.html

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