機能性表示食品:I167
「廻潤(メグルール)」は機能性表示食品の開発支援を行う、たしかにプラス株式会社が医師と美容師と共同開発した機能性表示食品です。
サロン専売の予定でしたが反響が大きかったため、今では一般の方々にも販売しております。
届出表示
本品にはサラシア由来サラシノールが含まれます。
サラシア由来サラシノールには、食事から摂取した糖の吸収を抑え、食後血糖値の上昇を緩やかにする機能性が報告されています。
「廻潤」の原料となるサラシア属植物はインド、スリランカをはじめ、タイやインドネシアなどの熱帯雨林に群生するツル状の植物です。
1927年に出版されたインド伝統医学アーユルヴェーダの大家Desai師による著書においても、血糖値を抑制する生薬として紹介されており、インドでは古くから血糖値対策に役立てられてきました。
インドの現地で自生しているサラシアを採取し、サラシアの有効成分サラシノールがたっぷり含まれている根の部分を選別し、規格以下の水分になるまで乾燥させます。乾燥がしっかり出来ていないと輸送の際に品質が悪くなってしまうからです。
こうして揃えられた乾燥根をさらに手作業で仕分けし、現地の熟練者の目に適ったサラシア根だけが日本に輸送されます。
インドから輸入したサラシア根は植物検疫・防疫検査や菌試験などで品質や安全性が確かめられた上で粉砕され、熱水抽出し、濃縮液を乾燥させる過程を経て、粉末状で製品化されます。
参考文献
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サラシア属植物普及協会 , 大地からの贈り物 サラシア , 株式会社メディカルレビュー社(2018).
サラシア由来サラシノールには食事から摂取した糖の分解を妨げ、体内への吸収を抑える作用が報告されているため、糖を含む食事を食べる前に廻潤を食べるのがおすすめです。
届出に採用している文献によると、摂取後30分後もしくは120分後にサラシアにより血糖値が抑制されたことが報告されています。
注目すべきは継続摂取することで結果が現れるという成分も多い中、サラシアは1回目から有効性がみられた点です。採用文献2ではサラシア入り牛丼の具(牛丼、玉ねぎ、タレ)を食べた群は通常のプラセボ牛丼群に比べて、血液中の糖の割合(AUC、Cmax)が少なかったというデータも示されており、今からたくさん食べたいという時にうってつけかもしれません。
食事から摂取された炭水化物は体内で細かく分解され、吸収されます。炭水化物に含まれる糖は唾液などでショ糖や麦芽糖など二つの糖がくっついた二糖類に分解され、小腸でα-グルコシダーゼという消化酵素により、ブドウ糖などの単糖類に分解されます。細かくされて1つになった糖は体内に吸収され、血糖値を上昇させます。
わかりやすくするため、ペアで流れてきた糖が小腸に設置されたサーベルナイフ(α-グルコシダーゼ)によって1つずつに分割されることで、体内に吸収されると考えてみましょう。体内に吸収されることで血糖値が上昇するため、逆に血糖値の上昇を抑えるためにはペア糖をサーベルナイフから守り、ペアのままで小腸を通過させればいいわけです。
参考文献
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下田博司ら , スリランカ有用植物サラシア・レティキュラータ (Salacia reticulata) 水抽出物のラットおよびヒトの食後過血糖に及ぼす作用 , 日本栄養・食糧学会誌 , 51, 279-287 (1998).
サラシア由来サラシノールはこの2つの糖類を1つに分解するα-グルコシダーゼの働きを弱めることで、糖の吸収を抑え、血糖値の上昇を穏やかにします。
つまり、ペア糖をサーベルナイフの切断(分解)から守る役目をサラシアが果たします。食事の前にサラシアを飲んでおくことで先に小腸に流れてきた盾(サラシア)がサーベルナイフとペア糖の間に入り、ペア糖が切断されるのを防ぎます。
そうすることで無事ペア糖はサーベルナイフ危険地帯を通過でき、吸収されないまま体外に排出されます。体内で吸収される糖が減ることで血糖値の上昇も緩やかになるというわけです。
参考文献
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後藤由夫ほか , α-glucosidase 阻害薬 AO-128 のインスリン非依存型糖尿病に対する有用性 . 医学のあゆみ , 160, 943-971(1992).
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五島雄一郎ほか , インスリン非依存型糖尿病(NIDDM)に対する BAY g 5421(Acarbose)の臨床的有用性 . 医学のあゆみ , 149, 591-618(1989).
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出口ヨリ子ほか , グアバ葉熱水抽出物の db/db マウスにおける抗糖尿病効果およびヒト飲食試験による食後血糖値上昇抑制効果 . 日本農芸化学会誌 , 8, 923-931(2005).
食事に含まれる炭水化物は体内で消化され、細かく分解されて1個の糖になり、血液中に入って私達のエネルギーになっていきます。血糖値とは血液中の「1個に分解された糖」の濃度を指します。
食事をすると、血液中の糖の濃度が濃くなり、血糖値が上がっていきますがすい臓からインスリンというホルモンにより、血糖値は上がり過ぎず、だんだん下がっていきます。
しかしながら、糖尿病の方はこのインスリンの分泌量が少なかったり、効きが悪かったりして血糖値が下がらない状態が続きます。血糖値が下がらないと細胞から有害な活性酸素が発生しやすくなり、血管の壁を傷つけ動脈硬化を引き起こします。その他、脱水症状や心筋梗塞、肝硬変といった病気にかかりやすくなるリスクが増大します。
国内外の1014報の文献から届出に最終採用された2報の文献によると、サラシア摂取直後に米食などを食べてその30分後(採用文献1)もしくは120分後(採用文献2)にサラシアを摂取した群の血糖値がプラセボ群に比べ、有意に抑制されたことが報告されています。
I167「廻潤 meguru-ru( メグルール )」の届出資料 別紙様式V4-16 研究レビューから引用・抜粋
I167「廻潤 meguru-ru( メグルール )」の届出資料 別紙様式V4-16 研究レビューから引用・抜粋
I167「廻潤 meguru-ru( メグルール )」の届出資料 別紙様式V4-16 研究レビューから引用・抜粋
I167「廻潤 meguru-ru( メグルール )」の届出資料 別紙様式V4-16 研究レビューから引用・抜粋
※本品の届出情報は消費者庁ホームページでもご覧いただけます。
https://www.fld.caa.go.jp/caaks/s/cssc01/fwccd01?c__id=a09F900004sk8qVIAQ
フランス南部の大西洋海岸に育成する、「フランス海岸松」の中でも25〜30年の樹皮からのみ抽出される天然の機能性素材です。
海底地層に含まれる多くの魚介類や海草・藻類、植物などを微生物が繰り返し分解・合成・発行した特殊な土壌から発掘された原料です。(特許第3507347)
完熟した樹木の堆肥によってできた「腐植」から化学物質を一切使用せず、世界初の方法(特許第6653858)により天然の「フミン酸」と「フルボ酸」が同時に混ざりあった状態で抽出された水溶液です。
ミツバチが分泌する特別な乳白色の物質で、主に女王蜂の栄養源として知られています。女王蜂はこのローヤルゼリーを食べることで通常の働き蜂よりもはるかに大きく成長し、寿命も数倍から数十倍長くなると言われています。
約2億年前のジュラ紀に地球上に登場して以来、ほとんどその姿を変えていないため「生きた化石」ともいわれています。特にその生命力の強さから、中国ではは「鼈(べつ)」と呼ばれ、現在でも滋養強壮や薬膳料理の食材として珍重されています。
甘味料には砂糖を使用せず、天然由来の羅漢果とステビアに置き換えることで甘味を抑えています。
サラシアの原料供給元は1999年〜2016年までに35,000kg以上の販売実績があり、サプリメントや食品に配合され流通しています。
これまでに健康被害等のクレームは寄せられておらず、重篤な健康被害は報告されていません。
本商品と同様のサラシア由来サラシノール
サプリメントの食経験
〔摂食集団〕日本人、健康な成人男女
〔摂取形状・量〕錠剤1日9粒(サラシノールは9粒当たり0.6mg/日)
〔販売期間及び販売量〕2008年から2017年10月まで累計60,000個以上(5,532,510食分)
〔健康被害情報〕サラシア由来サラシノールに起因すると考えられる重篤な被害情報なし
本商品「廻潤」は食経験が豊富な上記サプリメントと形状は異なるが消化・吸収過程において大きな違いがないと考えられることから、安全性に問題なしと判断されています。
また、食品中の成分による影響や加工工程による影響により機能性関与成分が変質するなどの報告は受けていません。
廻潤に含まれるサラシアは消化酵素α-グルコシダーゼを阻害することにより、食後の血糖値の上昇をゆるやかにする機能が報告されていることから、糖尿病の治療薬に影響を与える可能性があります。
しかし、糖尿病治療薬服薬中の2型糖尿病患者が本品を1日目安量を超えない範囲で摂取する場合、低血糖を引き起こす可能性は低く、肝薬物代謝酵素への影響についても軽微であると考えられています。
その他、糖尿病薬以外の薬との相互作用については報告がありません。
以上のことから本届出製品と医薬品との相互作用については問題ないと考えられています。
ただし、本品の対象は健康な成人男女であり、想定外に摂取を行った場合、糖尿病治療薬あるいはその他の医薬品との相互作用による健康被害が発生する可能性が皆無とは言えませんので、糖尿病薬を服用される際は医師に相談してください。
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Chiasson JL, et al. : Ann Intern Med, 121, 928-935 (1994).
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田嶼尚子ら:薬理と治療、34, 79-90 (2006).
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中村光男ら:新薬と臨床、41, 2-18 (1992).
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浅野次義ら:栄養 - 評価と治療、22, 185-189 (2005).
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横谷馨倫ら:食衛誌、54, 56-64 (2013).
いつでも、どこでも手軽に持ち運び可能
崩れにくいゼリー形状であるため
ランチ前、ティータイム前、ディナー前、
食前にさっと、お召し上がりいただけます
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※こちらの商品は毎月1日に商品が届く、定期便となっております。
キャンセルのご連絡が無い限りは120カ月間の定期便となります。定期便の期間が終わる間近になりましたら継続の有無のご連絡をさせていただきます。
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A. 1日あたり1本(15g)を目安に、お食事とともにお召し上がりください。
A. 医薬品、糖尿病薬を服用中、通院中の方は、事前に医師・薬剤師にご相談ください。
1)
サラシア属植物普及協会, 大地からの贈り物 サラシア, 株式会社メディカルレビュー社(2018).
2)
Kajiwara N., et al., A study for evaluating the effect of the intake of meal containing Salacia extract on postprandial hyperglycemia. Glycative Stress Research, 4, 117-123 (2017).
3)
下田博司ら, スリランカ有用植物サラシア・レティキュラータ(Salacia reticulata)水抽出物のラットおよびヒトの食後過血糖に及ぼす作用, 日本栄養・食糧学会誌, 51, 279-287 (1998).
4)
後藤由夫ほか, α-glucosidase阻害薬AO-128のインスリン非依存型糖尿病に対する有用性.医学のあゆみ, 160, 943-971 (1992).
5)
五島雄一郎ほか, インスリン非依存型糖尿病(NIDDM)に対するBAY g 5421(Acarbose)の臨床的有用性.医学のあゆみ, 149, 591-618 (1989).
6)
出口ヨリ子ほか, グアバ葉熱水抽出物のdb/dbマウスにおける抗糖尿病効果およびヒト飲食試験による食後血糖値上昇抑制効果.日本農芸化学会誌, 8, 923-931 (2005).
7)
北林 広巳ら, サラシアエキス含有飲料の食後血糖上昇抑制効果と長期摂取および過剰摂取の安全性の検討. 健康・栄養食品研究, 10, 23-36 (2007).
8)
消費者庁届出情報データベース, I167「廻潤meguru-ru(メグルール)」,
https://www.fld.caa.go.jp/caaks/s/cssc01/fwccd01?c__id=a09F900004sk8qVIAQ
9)
Chiasson JL, et al. : Ann Intern Med, 121, 928-935 (1994).
10)
田嶼尚子ら, 薬理と治療, 34, 79-90 (2006).
11)
中村光男ら, 新薬と臨床, 41, 2-18 (1992).
12)
浅野次義ら, 栄養-評価と治療, 22, 185-189 (2005).
13)
横谷馨倫ら, 食衛誌, 54, 56-64 (2013).