in vivo 試験において、グロビン蛋白質から酵素分解により得られたグロビン由来バリン-バリン-チロシン-プロリンを脂肪とともに摂取させたところ、食後の血中中性脂肪の上昇を抑える作用が見られた。機能性関与成分を確認するため、同様の in vivo 試験において、化学合成品のバリン-バリン-チロシン-プロリンを脂肪とともに摂取させたところ、グロビン由来バリン-バリン-チロシンプロリンを摂取させた場合と同様に、食後の血中中性脂肪の上昇を抑える作用が見られた。このことから、機能性関与成分はグロビン由来バリン-バリンチロシン-プロリンであることがわかった。
in vivo 試験において、当該機能性関与成分を脂肪とともに摂取させたところ糞便中への脂肪の排泄が増えたこと、in vitro 試験において、当該機能性関与成分が膵リパーゼ活性を阻害したことが報告されている 。ヒトおいて、食事由来の脂肪は膵リパーゼにより分解されて小腸から吸収された後、中性脂肪に富むカイロミクロンとして血中に現れることから、カイロミクロンは食事の脂肪の吸収を反映する。
ヒト試験において、当該機能性関与成分を脂肪とともに摂取したところ血中のカイロミクロン濃度の上昇が抑えられたことから、当該機能性関与成分には食事の脂肪の吸収を抑える作用があると考えられる。
商品情報
お子様の手の届かないところに保存してください。
●原材料表示をご確認の上、食物アレルギーのある方はお召し上がりにならないでください。
●体質や体調によりまれに合わない場合があります。その場合は摂取を中止してください。
●腎臓病の方は摂取前に医師にご相談ください。
●粒表面に原料由来の色むらや斑点がみられることがありますが、品質には問題ありません。
ただし、特定保健用食品と異なり、消費者庁長官による個別審査を受けたものではありません。
本品は、疾病の診断、治療、予防を目的としたものではありません。
本品は、疾病に罹患している者、未成年者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む。)及び授乳婦を対象に開発された食品ではありません。
疾病に罹患している場合は医師に、医薬品を服用している場合は医師、薬剤師に相談してください。
体調に異変を感じた際は、速やかに摂取を中止し、医師に相談してください。
食生活は、主食、主菜、副菜を基本に、食事のバランスを。
機能性関与成分グロビン由来バリン-バリン-チロシン-プロリンを配合した本届出食品に類似する食品(一日摂取目安量3~15mg、錠剤形状)は2001年から2021年4月末までに約234万個(内容量60~240粒)、日本全国における販売実績がありますが、現時点までに類似する製品に起因する健康被害の報告はありません。
評価に用いた論文は試験規模が小規模な1報でしたが、脱落はなく、有効性が見られました。試験デザインや実施に偏りがありましたが、対象は日本人で、空腹時の血中中性脂肪が正常の方であり、測定項目も同じでした。本届出食品は錠剤形状ですが、摂取すると速やかに崩壊し、特に消化・吸収に影響を及ぼす性状ではなく、加工工程等において変質することがなく、評価論文の試験食と作用に大きな差はないと考えられることから、科学的根拠の質は総合しておおむね良好と判断しました。
in vivo 試験において、当該機能性関与成分を脂肪とともに摂取させたところ糞便中への脂肪の排泄が増えたこと、in vitro 試験において、当該機能性関与成分が膵リパーゼ活性を阻害したことが報告されている 。ヒトおいて、食事由来の脂肪は膵リパーゼにより分解されて小腸から吸収された後、中性脂肪に富むカイロミクロンとして血中に現れることから、カイロミクロンは食事の脂肪の吸収を反映する。
ヒト試験において、当該機能性関与成分を脂肪とともに摂取したところ血中のカイロミクロン濃度の上昇が抑えられたことから、当該機能性関与成分には食事の脂肪の吸収を抑える作用があると考えられる。
<脂質>
「日本人の食事摂取基準(2020年版)」では、脂質の総エネルギー摂取量に占める割合は30%未満が望ましいとされている。「令和元年国民健康・栄養調査報告」では、日本人20歳以上の総エネルギー摂取量の中央値は1,861kcalであることから、脂質の総エネルギー摂取量に占める割合30%未満は、脂質約62g未満である。本届出食品の脂質は極めて微量であり、過剰な摂取につながる可能性は低いと考えられる。
<糖類>
糖類については、「日本人の食事摂取基準(2020年版)」に設定されていないが、世界保健機関(WHO)のガイドラインによると、遊離糖(糖類)の一日摂取量は、一日に摂取する熱量の10%未満(成人では約50g未満)とすることを推奨している。
本届出食品の糖質がすべて糖類であると仮定しても、WHOが推奨している摂取基準に占める割合は2%であり、過剰な摂取につながる可能性は低いと考えられる。
<食塩相当量>
「日本人の食事摂取基準(2020年版)」では、日本人18歳以上の食塩相当量の摂取量は、男性では7.5g未満、女性では6.5g未満が望ましいとされている。本届出食品の食塩相当量は極めて微量であり、過剰な摂取につながる可能性は低いと考えられる。
以上のことから、本届出食品の摂取は、健康増進法施行規則第11条第2項目で定める栄養素の過剰な摂取につながらないと考えられる。
※原材料表示をご確認の上、食物アレルギーのある方はお召し上がりにならないでください。