メチル化カテキンはマスト細胞(肥満細胞)や好塩基球内の高親和性IgEレセプター発現を抑制し、カテキンレセプターである67LR(67-kDa-laminin-receptor)を介してミオシン軽鎖リン酸化を阻害し、情報伝達系のチロシンキナーゼであるLynのリン酸化を阻害することで、マスト細胞の活性化を抑え、ヒスタミンの遊離を抑制した。
in vivo試験において、抗原刺激2時間後におけるマスト細胞は炎症性サイトカインTNF-α、MIP-1α、IL-6の産生が抑制されることが分かった。マスト細胞から放出されたヒスタミンなど化学伝達物質は、鼻粘膜の知覚神経終末や血管に対して、くしゃみ、水溶性鼻汁、鼻粘膜膨脹(鼻閉)といったアレルギー反応を誘導する。
一方、薬物動態解析の結果、メチル化カテキンはEGCGに比べマウスやヒト血漿中での安定性が高く、吸収後の血中からの消失がEGCGに比較して緩やかであり、経口投与による吸収率も有意に高値を示した。このような安定性の高さと吸収率の良さもin vivoでの強い抗アレルギー作用に関わっていると考えられる。
商品情報
本品は、多量摂取により、疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。1日摂取目安量を守ってください。
食生活は、主食、主菜、副菜を基本に、食事のバランスを。
本品は、疾病の診断、治療、予防を目的としたものではありません。
本品は、疾病に罹患している者、未成年者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む。)及び授乳婦を対象に開発された食品ではありません。
疾病に罹患している場合は医師に、医薬品を服用している場合は医師、薬剤師に相談してください。
体調に異変を感じた際は、速やかに摂取を中止し、医師に相談してください。
原材料名をご確認の上、食物アレルギーのある方はお控えください。
・摂取集団:日本全国および台湾全土の健康な男女
・摂取形状:エキス形態
・摂取方法:エキスとしてそのまま摂取
・摂取頻度:毎日摂取
・食習慣を踏まえた機能性関与成分の日常的な摂取量:1 日あたりエルゴチオネイン12.32mg の摂取
・機能性関与成分の含有量:1 日あたり12.32mg
・販売期間:日本:2001 年から、台湾:2010 年から、
・販売量:日本:累計960 万日分(1 日摂取目安量12.32mg として)台湾:累計19 万6 千日分(1 日摂取目安量12.32mg として)
・健康被害情報:今までに健康被害の情報なし
本届出食品の類似食品であるエルゴチオネイン含有食品については、2001 年より日本全国で販売されており、台湾でも2010 年から全土で販売されている。本届出食品の機能性関与成分の一日摂取目安量である5mg を上回る摂取量(12.32mg)であるが、日本および台湾において健康被害は報告されていない。なお、上記の類似する食品は、機能性関与成分の消化・吸収過程に与えるような加工は行っておらず、加工工程の影響による変質も確認されていない。以上より、本届出食品が十分な喫食実績を有しており、エルゴチオネインを1 日摂取目安量として5mg摂取することの安全性が担保されていると判断した。
本研究において、対象者として40代以降の者および30代のMCIの者を含めた層別解析において言語記憶力、単純注意力においてプラセボ食品群との有意差が認められた。
エルゴチオネインには神経障害保護作用・記憶障害抑制作用が報告されており、ラットの褐色細胞腫(PC12)細胞におけるβ-アミロイド誘発性の細胞毒性をエルゴチオネインが抑制することが確認されている。また、神経毒性があるβ-アミロイドを海馬に投与したマウスにエルゴチオネインを 16 日間投与することで、記憶能力および学習能力に関する改善が認められた。なお、β-アミロイドは加齢により脳内に蓄積することが知られている。これらの結果より、エルゴチオネインの記憶障害抑制作用・神経障害保護作用が中高年の記憶力の維持・改善に寄与していることが考えられる。
また、認知機能速度(情報処理速度)は記憶力や注意力,作業記憶のような広範囲な高次脳機能に影響を与えることが報告されている。健常成人を対象としたヒト臨床試験において、エルゴチオネイン摂取群がプラセボ摂取群と比較して認知機能速度(情報処理速度)が有意に速くなることが報告されている。なお、情報処理速度は加齢とともに下がっていくことが報告されている。これらの結果より、エルゴチオネインの認知機能速度(情報処理速度)上昇作用が中高年の記憶力および注意力の維持・改善に寄与していることが考えられる。
さらに、記憶力や注意力など認知機能の低下は酸化ストレスが関与しており、酸化刺激により、神経毒性を持つβ-アミロイドが増加することが報告されている。エルゴチオネインには抗酸化作用が報告されており、健常成人を対象としたヒト臨床試験で、エルゴチオネイン摂取群がプラセボ摂取群と比較して抗酸化力(ORAC:Oxygen RadicalAbsorbance Capacity)を有意に改善することが確認されている。なお、前述の通り、β-アミロイドは加齢により脳内に蓄積することが知られている。これらの結果より、エルゴチオネインの抗酸化作用がβ-アミロイド蓄積抑制などを介して、中高年の記憶力および注意力の維持・改善に寄与していることが考えられる。
前述の通り、エルゴチオネインは神経新生作用や神経障害保護作用・記憶障害抑制作用、認知機能速度(情報処理速度)の上昇作用、抗酸化作用などに関与しており、これらの作用が複合的に働くことで、中高年の方の記憶力(人や物の名前などを記憶し、後から呼び起こす能力)および注意力(物事に対して注意を集中して持続させる能力)を維持する機能に繋がっているものと考える。
※原材料をご確認の上、食物アレルギーのある方はお召し上がりにならないでください。
べにふうき(スティック14本)商品情報
食生活は、主食、主菜、副菜を基本に、食事のバランスを。
本品は、疾病の診断、治療、予防を目的としたものではありません。
本品は、疾病に罹患している者、未成年者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む。)及び授乳婦を対象に開発された食品ではありません。
疾病に罹患している場合は医師に、医薬品を服用している場合は医師、薬剤師に相談してください。
体調に異変を感じた際は、速やかに摂取を中止し、医師に相談してください。
お子様の手の届かないところに保管してください。開封後はお早めにお召し上がりください。
熱湯の取り扱いには十分ご注意ください。
溶解したお茶は保存せずにできるだけ早くお飲みください。
株式会社荒畑園では当該製品と同じメチル化カテキン(35.5mg/日)を含む製品を2006年から2014年までに(粉末換算で)累計573.6万kgを販売してきた。9年以上販売してきた中で、お客様から体調不良等の意見は寄せられていない。
メチル化カテキンの摂取で目や鼻の不快感の改善に対して、効果があるとされる質の高いヒト介入試験論文が4報、質が中程度の論文が1報、効果がないとされる論文が0報だったことから、農研機構の農林水産物機能性評価委員会における本研究レビューのアウトカム「花粉、ホコリ、ハウスダストなどによるアレルギー反応に伴う鼻目症状」に対する評価結果は、表示しようとする機能性の根拠として妥当であると評価した。
in vivo試験において、抗原刺激2時間後におけるマスト細胞は炎症性サイトカインTNF-α、MIP-1α、IL-6の産生が抑制されることが分かった。マスト細胞から放出されたヒスタミンなど化学伝達物質は、鼻粘膜の知覚神経終末や血管に対して、くしゃみ、水溶性鼻汁、鼻粘膜膨脹(鼻閉)といったアレルギー反応を誘導する。
一方、薬物動態解析の結果、メチル化カテキンはEGCGに比べマウスやヒト血漿中での安定性が高く、吸収後の血中からの消失がEGCGに比較して緩やかであり、経口投与による吸収率も有意に高値を示した。このような安定性の高さと吸収率の良さもin vivoでの強い抗アレルギー作用に関わっていると考えられる。
生産段階における均質性の確保・高品質生産の管理体制独自の情報管理システムの導入と循環管理の目視により、全ほ場の栽培情報を把握し、品質管理を実施しています。べにふうきは、ほ場ごとの品質(茶葉の大きさ、色、キズ、生育状態など)の情報を管理しており、この情報を基に、管理者が、ほ場ごとの施肥・灌水・剪定方法などの栽培指導を実施する体制としています。この体制により、全ほ場での均質性の確保及び高品質なべにふうきの生産に取り組んでいます。なお、メチル化カテキンは、研究により葉に多く含有し熱に弱いことが知られている成分のため、熱風乾燥を避け力を加えずに仕上げ、より含有量が多く苦渋味がなく飲みやすい規格にしています。
製造・袋詰めにおける衛生品質管理体制 仕上工程では、①熟練したスタッフによる外観の選別、②冷蔵庫の温度保管管理、③風力識別機、磁石による金属除去、異物除去装置による最終検査、④熟練したスタッフによる官能検査(味・香り・水色・形状)など最終確認を行い、規格に合致するべにふうきを製造しています。袋詰め配送センターは平成24年に整備された施設で、作業従事者の手洗設備、エアーシャワーを設置し、小動物の侵入や防虫施工する構造としており、異物混入や包材からの汚染を防止する対策などの衛生管理を実施しています。
※食物アレルギーのある方は、原材料をお確かめの上お召し上がりください。